投稿

ラベル(127フィルム)が付いた投稿を表示しています

Topcon PRIMO JR -Room Photography ? -

イメージ
コロナ自粛中にトライした、127(Vest)判フィルムでもRoom Photography! はほぼ失敗した。と 前回 、 前々回 のYashica 44 での結果で報告した。 同じ時にTopcon PRIMO JR でも room photography を試していたんだけれど、こちらはさらに残念な結果で、何も(!)写っていなかった。原因は再度トライして確認したいと考えているが、シャッターのフラッシュシンクロのタイミングが合ってないことを疑っている。   このPRIMO JR、通常撮影時もなんとなくシャッターのタイミングが遅いように感じる時がある。 次回は良く空シャッターを切って慣らしてから試してみようか。 以下の写真は何枚か撮っていた、日中の通常撮影のもの。 絞り開放(f:2.8)で最短撮影距離(60cm)で撮ったもの。PRIMO JR、二眼レフとしては寄れる方だと思う。 Topcon PRIMO JR / Rera Chrome 100 こちらも絞り開放付近。少し絞ったかもしれない。f:3.5くらい? Topcon PRIMO JR / Rera Chrome 100 哀愁のTokyo 2020。Tokyo 2021でも開催は難しそうだ。PRIMO JRにフードは装着していたが、結構ハレーションが来ている。   Topcon PRIMO JR / Rera Chrome 100

Yashica 44 Room Photography - Newton Ring の件 -

イメージ
 前回の補足。 127フィルムをデジタル化のためにスキャンする時には、 anti-newton ring glass 付きのスライドマウントにいつも入れている。実は anti-newton ring glass 仕様になっているのはスライドマウントの片側のカバーグラスだけで、もう一方の側は普通の透明なカバーグラスだ。 なので、スライドマウントにカットしたフィルムをセットする時は写真に示すように、普通の透明グラスの方(グレーの方)を下に敷いて、その上にフィルムを凸に山なりにセットし、最後に上から anti-newton ring グラスのカバー(白い方)をかぶせてプレスし、セットする必要がある。カバーグラスとの間で newton ring が出来るのは、常にフィルムの凸側の方だからだ。ちなみに anti-newton ring グラスは完全に透明では無く、表面に細かい凹凸があるので、若干磨りガラスっぽく見え、その分、透明度は少し犠牲になる。 これを逆にして、透明なカバーグラスをフィルムの凸側、anti-newton グラスをフィルムの凹側にセットしてしまうと、下の写真にあるように、カバーグラスとの間でばっちりと newton ring が発生してしまう。  Newton ring が発生したスライドをスキャンするとどうなるだろうか。 結果は下に示す通り、赤い枠で囲んだ部分に newton ring が現れてしまっている。 下の写真は元々露光を失敗しているし、模様付きのタオル部分に newton ring が現れているので目立ちにくいが、写真によっては大きな視覚上の影響が出るだろう。 Yashica 44 / Rera Chrome 100 Anti-newton ring のグラスは透明度を犠牲にしているので、もし newton ring の影響ががスキャン画像に現れなければ、透明なカバーグラス側同士でスライド作成した方がクリアな画像が得られるかもしれないと考えた訳だが、それは避けた方が良さそうだ。 最後に、Kodak のラボで現像時にパンチングされてしまった、可哀想なアシュきちの写真。 Yashica 44 / Rera Chrome 100 最後の端の方までフィルムを使い切ったので、現像時にクリップする場所が無かったかな? もう少し工夫してよ!

Yashica-44 Room Photography

イメージ
コロナ自粛期間にYashica-44 + マニュアルフラッシュで室内撮影した127フィルムの現像結果を、遅ればせながらスキャンした。  127フィルムをEPSONのスキャナーでスキャンする時は127専用のフィルムフォルダーが無いため、40mm×40mm スクエアーサイズでアンチニュートングラス付きのスライドマウントに1枚ずつセットしている。このマウントは外枠サイズが35mmフィルム用のスライドマウントと共通のため、35mmスライドマウント用のフィルムフォルダーにそのままセットしてスキャンが出来る。 イワシの煮付けの食卓を撮影した下の写真は、汎用フラッシュのPanasonic PE-20Sをバウンスさせずにauto modeで撮影したもの。まあ綺麗に写ってはいるのだが、やはり、フラッシュによる陰がはっきり出てしまってるし、ご飯の白い部分などはフラッシュ閃光により白飛びしてしまっている。典型的なフラッシュ撮影のフィルム写真って感じだ。 色が黄色がかっているのは、使用したフィルム(Rera Chrome 127)の色相特性によるもの。 Yashica-44 / Rera Chrome 100 / Panasonic PE-20S このような仕上がりになる事は予想していたので、今回、Panasonic PE-20Sを天井にバウンスさせるための装置を組み上げてフィルムの後半は天井バウンス撮影で食卓や室内を撮影してみたのだが、何しろフィルム撮影はデジタル撮影と違って、その場で結果の確認が出来ないので「運を天に任せて」撮影するしか無かった・・。 果たして結果は、・・大失敗!だった。 撮影時に撮影しながら、光量不足を、頭の中で心配はしていたのだ。 本来バウンス機能の無い、Panasonic PE-20Sを無理矢理に受光部ごとに天井に向けていたため、フラッシュ受光部が天井の室内照明用のライトで測光してしまい、思いのほかPE-20Sの発光量が少なかったようだ。何しろ二眼レフは撮影中はファインダーを覗き込んでいるので、どれくらいフラッシュが発光したか、良く分らない。 殆どのバウンス撮影結果が真っ黒で、辛うじて写っていたのが、このバンズとサラダを撮影した写真。夜では無かったので、窓から差し込んだ外光に助けられて、少しは写ったようだ。 今回は、露光条件にシビアなリバーサルフィルムであ...

東京光学(トプコンTOPCON)製 二眼レフ PRIMO-JR の使いやすさに驚いた

イメージ
コロナ自粛で生じた時間で、しばらくお休みだったベスト判(127フィルム)二眼レフ達を再び取り出したり、期限切れフィルムで撮影したりしている。 個人的なお気に入りは 若かりし美智子妃殿下が使っておられた Yashica-44 なのだが、今回、2ロールほどYashica-44で撮影した後に東京光学(トプコン)製のPRIMO-JR を使ってみて、今更ではあるが、改めて感心した点があった。 ①作りの精度の高さと動作機構 Yashica-44と比べての話だが、同様にミニサイズの二眼レフであるにも関わらず、オートコッキング機構(フィルム巻き上げと同時にシャッターがチャージされる機能)を備えている。大した事では無いような感じがするかも知れないが、オートコッキングは単に手間を省くだけでは無く、二重露光やコマ飛びといった問題を操作プロセス事態で解決してしまう、大きな技術進歩なのだ。不注意な人でも問題を解決出来る自動プロセス化の考えは現代でも参考になる。巻き上げもスムースで、Yashica と比べて高級感がある。 便利なセルフコッキング。今回革が劣化で剥がれたので修繕した。   ②明るいレンズ 多くの二眼レフの絞り開放値が f/3.5 であり、あるいはview側のレンズだけはf/2.8 であるのに対し、PRIMO-JRはtake側のレンズにもf/2.8 の明るいレンズを採用している。暗い室内の撮影では重宝したはずだ。このカメラにはフラッシュ用のシューつらついておらず、トプコンの自信の程がうかがえる。「このカメラはフラッシュなしでも使えますよ!」といわんばかりだ。明るくすると各種光学収差の問題が生じたはずだが、解決する技術を持っていた事が想像出来る。 View側 Take側とも明るいレンズ。Rolleiのブルーフィルターは色調補正用。 ③より短い最短撮影距離 旧いカメラ達は近接撮影が苦手だ。レンズやヘリコイド設計上の難易度があったのだろう。 そんな中、このカメラの最短撮影距離は約60cm。焦点距離は6cmであり、現代の基準ではそれでも「寄れない」部類にはなるが当時としてはかなり寄れる部類だ。ちなみにYashica-44 は同じ焦点距離で最短撮影距離は90cm、芸術品のようなMinolta miniflexは最短撮影距離 1...

Yashica-44 でも Room Photography!!

イメージ
春先に使う予定だったフィルム達が冷蔵庫に貯まっている。 その中にはビンテージのベスト版カメラ用の127サイズフィルムもたくさんある。 冷蔵庫の中で、フィルム用スペースは限られているので、使っていかないと新しいフィルムを購入することは出来ない。そこでベスト版フィルムカメラでの室内写真撮影にトライしてみた。 ベスト版カメラは二眼レフタイプばかり何台か所有しているが、今回使い慣れたYashica-44 初期型をチョイスした。 美しいブルーグレーが気に入っている一台。 フィルム感度はISO 100なので当然室内撮影にはフラッシュが必要だが1950年代のカメラであるYashica-44 はホットシューなんてものは備えておらず(いわゆるコールドシュー)、X接点でのシンクロケーブル撮影が必要となる。カメラも小型なのでフラッシュを直接装着すると顔に近すぎて発光時に目に良くなさそうだ。いかにもストロボ撮影した感じの写真は好みでないので、天井や壁を使ったバウンス撮影もしたい・・・、といろいろと手持ちの道具をガサゴソと探し、できあがったスタイルがこれだ。 フラッシュはごついものはみっともないので、一番小型のPanasonic PE20Sを選択した。三脚用の穴を利用して外付け汎用グリップを装着。グリップ先端にコールドシューを装着し、Panasonic PE20Sはバウンスが出来ないため、さらに角度を変えるためのバウンス用パーツを接続して、バウンス撮影を可能にした。PE20Sが横方向に倒れているのは縦付けすると上からview finder をのぞき込む撮影スタイルの二眼レフだと頭部とフラッシュとが干渉してしてしまうためだ。 問題点としては PE20S全体をバウンス撮影のため上を向けるため、Auto mode で撮影する時に、PE20Sの測光窓が撮影対象物とは別方向の白い天井やライトなどを向いてしまい、本来必要な発光量よりも少なめの発光量となる事だ。 とは言え、Manual modeだとPE20Sは常にフル発光となり、顔のすぐ横でフラッシュがフル発光する事は目に悪い影響を与えるだろうと感じた。今回試行錯誤で12枚を撮り切ったので仕上がりを見てまた考察したいと思う。 まさか二眼レフで室内フラッシュ撮影にトライする機会があるとは、想像もしていなかっ...

やっとこ Yashica 44 メインテナンス

イメージ
やろう。やろう。と思ってやってなかった事。 Yashica 44 は take側のレンズは以前に綺麗にしたので view finder 側は「撮影結果には関係ないしー」と思って積年の汚れやゴミを放置していた。でもやっぱり覗いたファインダーがゴミ入りだと気分も乗らない。これは一眼レフでも同じ事。気持ちの問題。 やれば簡単。ものの20分でとっても綺麗になりました。 プロ一眼達をひとしきり暖機したら、またこいつに127版をつめて出かけるとしよう。

Yashica 44 備忘録 (その2)

イメージ
前回のブログ で記録しなかった、Yashica 44へのベスト判(127)フィルムの装着の仕方や撮影時の注意点について記録する。 Yashica 44 で使用するベスト判(127)フィルムは、メーカー生産品は終了となり、既に社会的役割を終えたフォーマットだ。1940~1960年頃の、ブローニー判(120)ロールフィルムの大型なカメラが主流の時代に、携帯性や女性ユーザー向け用途に、手軽に持ち運べる小型カメラを目指して開発された。文字通り「ベストのポケットに入る」という意味から通称「ベスト判」とも呼称された。 120ブローニー判のMamiya Cシリーズや Rolleiflex と比べるとかなり小型のカメラだが、実際Yashica 44 やその原型のRolleiflex 44 といった箱型カメラがベストに入る訳は無く、同じくベスト判フォーマットが使用できる、蛇腹を使った折り畳み式(スプリング式とも言う)のカメラがベスト判の本来の由来だろう。 127フォーマットのカメラは初期はレンズも蛇腹などで折りたため、機能もシンプルな薄型カメラが先行して販売されていたらしく、そういったカメラ達は現在のコンデジのようにベストに入れようと思えば入れられたのかもしれない。 さて、127フィルムの装着だが、35mm判のカートリッジ式パトレーネとは違い、巻き取り軸(スプール)にフィルムと斜光紙をグルグル巻き付けただけの原始的な構造なので感光し易く、基本的にカメラへの装着も取り外しも暗所でやる事が望ましい。このブログ記事では記録説明のため明所で実施しているが普段は暗室光下で取り扱っている。 フィルム付スプール、空スプール各々の装着スペースにはスプールの軸の切り込みにはめ込む凸線が片側にあるので、スプール切れ込みの向きが合うように事前に確認しておく事。暗所で狭いスペースで手さぐりでこの辺の調整をするのは難儀だ。 下の写真の真ん中赤い筆軸でし指し示すところを引っ張るとカメラの外側に飛び出てスペースが広がりスプールを入れられるようになるので、反対側の凸線とスプール切れ込みを合わせて差し込み、引き出した反対側を戻すとパチンとはまる。この操作一つとっても慣れてないと大変。下の写真は空スプール側だが、フィルム付スプール側も同様に装着する。 フィルム側中央のベロ紙(...

Yashica 44 備忘録 (その1)

イメージ
Yashica 44。ベスト判(127)フォーマットの二眼レフで、 若き美智子妃殿下がお使いになっていたらしい。 美智子妃殿下が使われていたこのモデルはかのRolleiflex 44のヒットを受けてYashicaで企画作成された最初期モデルで、露出計が無いはもちろんの事、セルフコッキングがオートマット等の便利機能は一切なく、フルマニュアル仕様の、今の感覚からすると、極めて硬派なカメラだ。しかし当時はこれが女子用の小型カメラとして販売されていた事に驚きを感じる。 ベスト判(127)フォーマット、二眼レフ、フルマニュアル機といった特殊性から、私にとっても頻繁に使うカメラでは無く、毎回「このレバーはどう使うんだっけ?」などと前回使用した時の記憶を取り戻しながら悩んでしまうため、今回備忘録としてブログに記録しておく。 ①シャッターや絞り設定、シャッターチャージ、セルフタイマー これらの機能はすべてテイクレンズ周りのレバー、ダイアル類で設定する。 レバー類は色付けされており、可愛い。この辺りに女子カメラの雰囲気を感じる。 色も普通の二眼レフは黒と決まっていた時代に、グレーやブルーとおしゃれだ。 レバー、ダイアル、ボタン類は以下左下から右廻りに グリーンレバー:シャッターチャージ用。このレバーをレンズ基盤の円盤沿いに下側に押し下げる事によりシャッターがチャージされる。 イエローレバー:X接点ストロボ撮影切り替え用 色なしレバー(ポッチが付いたレバー):絞り設定用。このレバーをレンズ基盤の円盤沿いに回す事により、シャッターダイアル横の窓の絞り値が変化する。 レッドレバー:セルフタイマーチャージ用。このレバーをレンズ基盤の円盤沿いに下側に押し下げる事によりセルフタイマーがチャージされる。 レンズ基盤のシャッタースピード目盛円盤:この円盤を回して、シャッタースピードが設定される。基本的なマナーとして、シャッターチャージをする前にシャッタースピード設定を決めておく。逆に操作しても動かない事は無いが故障の原因となる。 ②露出計 既に書いた通り、このモデルには露出計は内蔵されていないので、露出計算するにはいくつかやり方があるが、便利で見た目重視であれば小型露出計をカメラに装着するのが良い。 最も小型で信頼性もあ...

Topcon PRIMO JR

イメージ
Topcon PRIMO JR。 以前記録したSawyer's Mark Ⅳ  の本家版だ。 これは少しレンズ状態のヤラれた個体だったので購入時にレンズを分解清掃していた。当時(1960年頃)としてはコーティングもしっかりされた良いレンズだがレンズコーティングの傷みまでは元に戻らなかった。 そこで影響を確認する目的でテスト撮影したわけだが、現像後忘れて長らく放置してしまっていた。フィルムはKodak Portra 160だったと思う。おそらく 1年以上前だ。  Topcon PRIMO JR / Kodak Portra 160 Topcon PRIMO JR / Kodak Portra 160 結論から述べると、正直言ってコーティングが完璧に保たれている方の個体である兄弟機Sawyer's Mark Ⅳと同時に同条件で撮影しないとコーティング劣化の影響など 判らない。という事だ。至極当たり前の結論だが…。127フィルムはフィルム代も現像代も割高なのでなかなか難しい。でもいずれ、気が向けば 優等生とやさぐれの兄弟対決やるかもしれない。   Topcon PRIMO JR / Kodak Portra 160 改めて際立ったのはPortra 160の発色の良さだ。Fujicolor 100とは明らかに違う、優しい発色だ。無くなるには惜しいフィルムだね。消えゆく前に買っておこう。 Topcon PRIMO JR / Kodak Portra 160

Sawyer's Mark IV (Primo JR)

イメージ
東京光学製のベスト版 (127 フィルム版)小型二眼レフ、Sawyer's Mark Ⅳ。 黒くてコンパクトにギュッと凝縮した感じのある魅力的なカメラだ。中身は日本で販売していたPrimo JRと全く同じで、海外への輸出モデル用だったらしい。  レンズは当時としては明るい topcor 6cm f:2.8。35mm fullframe換算だと45mmくらいの焦点距離だろう。レンズ構成はオーソドックスな3群4枚構成のtessor typeだ。 レンズの口径を稼ぐためにview lens と take lens がほぼくっついており、このため切欠きのある、専用のバヨネットフードでないとフード装着出来ないところがマニアックだ。 Sawyer's Mark IV topcor 6cm f:2.8 / Kodak Portra 160 随分前に購入した、Kodak Portra 160ブローニー版をカットして作製された127版 ネガフィルムが期限切れになっており、もったいないので今回 こいつに装填し、撮影してみた。 Sawyer's Mark IV topcor 6cm f:2.8 / Kodak Portra 160 35mm版フィルムに比べて127版は少し大きなサイズのため、ネガフィルムであっても粒状感は少し抑えられている。色もナチュラルで良い感じだが、これはtopcorの特長というよりは、Kodak Portra 160の特長かもしれない。いつも富士フィルムの業務用ばかりだと面白みがないので時々はブランドフィルムも使うのも良いものだ。 Sawyer's Mark IV topcor 6cm f:2.8 / Kodak Portra 160 いずれのブランドフィルムも今ではすっかり高級品となっしまい、ましてやこいつはベスト版フィルム機だ。現像もスキャニングも更に手間がかかり、現代では現役運用する事は酔狂だ。 それでも、当時の女性達のために作られたこれらの精巧なミニチュア二眼レフ達を、フィルムと、その現像を受け付けるラボがある限り、愛で続けたい。