Topcon PRIMO JR

Topcon PRIMO JR。
以前記録したSawyer's Mark Ⅳ の本家版だ。


これは少しレンズ状態のヤラれた個体だったので購入時にレンズを分解清掃していた。当時(1960年頃)としてはコーティングもしっかりされた良いレンズだがレンズコーティングの傷みまでは元に戻らなかった。



そこで影響を確認する目的でテスト撮影したわけだが、現像後忘れて長らく放置してしまっていた。フィルムはKodak Portra 160だったと思う。おそらく 1年以上前だ。


Topcon PRIMO JR / Kodak Portra 160

Topcon PRIMO JR / Kodak Portra 160


結論から述べると、正直言ってコーティングが完璧に保たれている方の個体である兄弟機Sawyer's Mark Ⅳと同時に同条件で撮影しないとコーティング劣化の影響など判らない。という事だ。至極当たり前の結論だが…。127フィルムはフィルム代も現像代も割高なのでなかなか難しい。でもいずれ、気が向けば優等生とやさぐれの兄弟対決やるかもしれない。 

Topcon PRIMO JR / Kodak Portra 160


改めて際立ったのはPortra 160の発色の良さだ。Fujicolor 100とは明らかに違う、優しい発色だ。無くなるには惜しいフィルムだね。消えゆく前に買っておこう。
Topcon PRIMO JR / Kodak Portra 160

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