Yashica-44 でも Room Photography!!
春先に使う予定だったフィルム達が冷蔵庫に貯まっている。
その中にはビンテージのベスト版カメラ用の127サイズフィルムもたくさんある。
冷蔵庫の中で、フィルム用スペースは限られているので、使っていかないと新しいフィルムを購入することは出来ない。そこでベスト版フィルムカメラでの室内写真撮影にトライしてみた。
ベスト版カメラは二眼レフタイプばかり何台か所有しているが、今回使い慣れたYashica-44 初期型をチョイスした。美しいブルーグレーが気に入っている一台。
フィルム感度はISO 100なので当然室内撮影にはフラッシュが必要だが1950年代のカメラであるYashica-44 はホットシューなんてものは備えておらず(いわゆるコールドシュー)、X接点でのシンクロケーブル撮影が必要となる。カメラも小型なのでフラッシュを直接装着すると顔に近すぎて発光時に目に良くなさそうだ。いかにもストロボ撮影した感じの写真は好みでないので、天井や壁を使ったバウンス撮影もしたい・・・、といろいろと手持ちの道具をガサゴソと探し、できあがったスタイルがこれだ。
フラッシュはごついものはみっともないので、一番小型のPanasonic PE20Sを選択した。三脚用の穴を利用して外付け汎用グリップを装着。グリップ先端にコールドシューを装着し、Panasonic PE20Sはバウンスが出来ないため、さらに角度を変えるためのバウンス用パーツを接続して、バウンス撮影を可能にした。PE20Sが横方向に倒れているのは縦付けすると上からview finder をのぞき込む撮影スタイルの二眼レフだと頭部とフラッシュとが干渉してしてしまうためだ。
問題点としては PE20S全体をバウンス撮影のため上を向けるため、Auto mode で撮影する時に、PE20Sの測光窓が撮影対象物とは別方向の白い天井やライトなどを向いてしまい、本来必要な発光量よりも少なめの発光量となる事だ。
とは言え、Manual modeだとPE20Sは常にフル発光となり、顔のすぐ横でフラッシュがフル発光する事は目に悪い影響を与えるだろうと感じた。今回試行錯誤で12枚を撮り切ったので仕上がりを見てまた考察したいと思う。
まさか二眼レフで室内フラッシュ撮影にトライする機会があるとは、想像もしていなかったが、やってみると手持ちの道具だけでなんとか出来そうだ。今回トライして分かった今後の課題は以下の通り。
①Yashica-44 のYashinon レンズは最大絞りがf=3.5であり、フラッシュAuto mode での撮影時、特にバウンス撮影時には、もう少し明るい絞りが使えると露光不足を防げるかも知れない。その意味で室内撮影にはTopcon のPrimo JRやSawyer's Mark II のf=2.8レンズの方が自由度が高い。次回はTopcon での撮影をトライする。
②フラッシュ全体の方角を変える今回のアイデアは良いのだが、上で述べたように、Auto modeでの発光量の正確性が低下する。やはりバウンス機能を持ったフラッシュの方が良いかもしれない。次回はシンクロコードやホットシューの接続パーツを購入し、他のフラッシュでの撮影を試みたい。
いずれにしても今回の撮影結果を見てみないと最終的な考察は出来ないが、COVID-19禍の中、127フィルム現像って受け付けているのだろうか?
その中にはビンテージのベスト版カメラ用の127サイズフィルムもたくさんある。
冷蔵庫の中で、フィルム用スペースは限られているので、使っていかないと新しいフィルムを購入することは出来ない。そこでベスト版フィルムカメラでの室内写真撮影にトライしてみた。
ベスト版カメラは二眼レフタイプばかり何台か所有しているが、今回使い慣れたYashica-44 初期型をチョイスした。美しいブルーグレーが気に入っている一台。
フィルム感度はISO 100なので当然室内撮影にはフラッシュが必要だが1950年代のカメラであるYashica-44 はホットシューなんてものは備えておらず(いわゆるコールドシュー)、X接点でのシンクロケーブル撮影が必要となる。カメラも小型なのでフラッシュを直接装着すると顔に近すぎて発光時に目に良くなさそうだ。いかにもストロボ撮影した感じの写真は好みでないので、天井や壁を使ったバウンス撮影もしたい・・・、といろいろと手持ちの道具をガサゴソと探し、できあがったスタイルがこれだ。
フラッシュはごついものはみっともないので、一番小型のPanasonic PE20Sを選択した。三脚用の穴を利用して外付け汎用グリップを装着。グリップ先端にコールドシューを装着し、Panasonic PE20Sはバウンスが出来ないため、さらに角度を変えるためのバウンス用パーツを接続して、バウンス撮影を可能にした。PE20Sが横方向に倒れているのは縦付けすると上からview finder をのぞき込む撮影スタイルの二眼レフだと頭部とフラッシュとが干渉してしてしまうためだ。
問題点としては PE20S全体をバウンス撮影のため上を向けるため、Auto mode で撮影する時に、PE20Sの測光窓が撮影対象物とは別方向の白い天井やライトなどを向いてしまい、本来必要な発光量よりも少なめの発光量となる事だ。
とは言え、Manual modeだとPE20Sは常にフル発光となり、顔のすぐ横でフラッシュがフル発光する事は目に悪い影響を与えるだろうと感じた。今回試行錯誤で12枚を撮り切ったので仕上がりを見てまた考察したいと思う。
まさか二眼レフで室内フラッシュ撮影にトライする機会があるとは、想像もしていなかったが、やってみると手持ちの道具だけでなんとか出来そうだ。今回トライして分かった今後の課題は以下の通り。
①Yashica-44 のYashinon レンズは最大絞りがf=3.5であり、フラッシュAuto mode での撮影時、特にバウンス撮影時には、もう少し明るい絞りが使えると露光不足を防げるかも知れない。その意味で室内撮影にはTopcon のPrimo JRやSawyer's Mark II のf=2.8レンズの方が自由度が高い。次回はTopcon での撮影をトライする。
②フラッシュ全体の方角を変える今回のアイデアは良いのだが、上で述べたように、Auto modeでの発光量の正確性が低下する。やはりバウンス機能を持ったフラッシュの方が良いかもしれない。次回はシンクロコードやホットシューの接続パーツを購入し、他のフラッシュでの撮影を試みたい。
いずれにしても今回の撮影結果を見てみないと最終的な考察は出来ないが、COVID-19禍の中、127フィルム現像って受け付けているのだろうか?
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