Leitz Hektor 12.5cm f/2.5 + ACROS 100

前回に続き、気持ちを前向きに、という事でたまったフィルムをスキャンした。
Bokeh の美しさと芯のあるソフトな描写が病みつきになるレンズ、Leitz Hektor 12.5cm f/2.5だ。
美しい丸い光は散りゆく桜の花びら達。去年の春の光景だが、スキャン画像を見て鮮やかに記憶がよみがえった。

Leica MD / Leitz Hektor 12.5cm f/2.5 / ACROS 100


使用した機材は Leica MD + Visoflex 。M 型 Leica を一眼レフにトランスフォームさせるシステムだ。



Leitz Hektor 12.5cm f/2.5 は3群4枚のシンプルなレンズだが、抜けが良く美しい写りをする。レンズ構成は Leica のソフトフォーカスレンズとして知られる Leitz Thambar 90mm f/2.2 と同じだ。収差があるのでカラー撮影では色の滲みが出る欠点があるが、モノクロームだと美しさとして表現される。



特別に明るいレンズではないが、それでもこの焦点距離だとかなり際だった写りになる。
モノクロ時代の前オーナー達はVisoflexでさぞ美しいポートレート写真を楽しんだ事だろう。

Leica MD / Leitz Hektor 12.5cm f/2.5 / ACROS 100

私はもっぱらアシュきちを撮影。

Leica MD / Leitz Hektor 12.5cm f/2.5 / ACROS 100

もちろん風景撮影も。

Leica MD / Leitz Hektor 12.5cm f/2.5 / ACROS 100

Leica MD / Leitz Hektor 12.5cm f/2.5 / ACROS 100

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