Chiyoko Super Rokkor 45mm f/2.8 + ACROS 100

東京都もいよいよ自粛解禁。
どこまで以前の暮らしに戻れるかは分らないが、いずれにしても前に歩むのみだ。
気持ちも前向きにという事で、貯まってたフィルムをスキャンした。
ほぼ1年くらい前の写真だろうか。去年の夏頃。
 
Minolta-35 Model II / Chiyoko Super Rokkor 45mm f/2.8 / ACROS 100

使用したカメラは Leica L マウントの国産機 Minolta-35 Model II 。
70年近く前の写真機だがすこぶる快調。フィルム巻き上げ時にシャッターダイアルも回転しながらシャッターチャージされ、シャッターをリリースする時にまたシャッターダイアルがゼンマイが戻るようにグルンッと巻き戻りながらシャッターが切れる。M型ライカや一眼レフとも違う独特のシャッター音と感触が病みつきになるカメラだ。



これは奥多摩の払沢の滝。暑い日だったが滝の周りはひんやりと涼しかった。

Minolta-35 Model II / Chiyoko Super Rokkor 45mm f/2.8 / ACROS 100


装着レンズは同じく70年選手の Chiyoko Super Rokkor 45mm f/2.8、通称”梅鉢”レンズ。
基本的には3群構成なんだが前玉が3枚貼り合わせで3群5枚というミノルタ独自の光学デザインだ。



絞り開放での撮影だが、麦わら帽の模様も綺麗に写り、なかなかの描写をするレンズだ。

Minolta-35 Model II / Chiyoko Super Rokkor 45mm f/2.8 / ACROS 100


これは光線漏れしてしまった1枚。明治か大正時代の写真みたいになってしまった。
フィルムの巻きだるみか、レンズからの光線がシャッター膜から漏れたか?
いずれにしてもレンジファインダーは一眼レフと構造が違うので、晴天時は光線漏れに要注意。

Minolta-35 Model II / Chiyoko Super Rokkor 45mm f/2.8 / ACROS 100


光線漏れしないとこのような繊細な描写をする Super Rokkor 梅鉢レンズ。

Minolta-35 Model II / Chiyoko Super Rokkor 45mm f/2.8 / ACROS 100


永く使いたいカメラとレンズだ。

Minolta-35 Model II / Chiyoko Super Rokkor 45mm f/2.8 / ACROS 100

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