自粛・蟄居はムダモノ買いの季節

コロナ自粛もなかなか先が見えない中、自宅に蟄居してばかり居ると、物欲が止まらない。 無くても困らないモノ達が欲しくなる。食べる必要の無い、芋けんぴやあんこモノについ手が伸びるように・・。 
コロナ自粛中に新しいデジタルカメラ達を幾度となくポチりそうになったが、高額な単価がすんでのところでポチりを思いとどまらせた。
 購入した端から価値が目減りしていくデジタル機材達。カメラ性能が既に飽和し、皆スマホで満足してしまっている現在、カメラメーカー各社は大変だ。 

あれや、これや、それやと、3機種くらい購入を見送って物欲をどうにか遣り過ごしていたのだが、ある日、オークションでCanon New F-1 のデッドストック品の出品を見つけて反射神経で落札してしまった。フィルム機はもう価値の目減りは起きない。

 


Canon のFDマウントはCanon がEOSシステム移行時に捨てたマウントという事で、これまで敢えて素通りしてきたマウントシステムだが、 30数年前当時通りの New F-1の端正な佇まいを目にして落札を思い止まる事は出来なかった。

 New F-1購入後初めてCanon FDマウントの事を調べると、フィルム一眼レフの中では最も flange back が短く(Konicaは除く)、各社フィルム一眼レフレンズ達の母艦と出来る事を知った。素晴らしい発見だ! これまでスルーしてきた Yashica/Contax のCarl ZeissレンズもCanon FD マウントで使えるのだ。もちろん Nikkor や M42レンズ達も使える。 

こうなると脳内アドレナリン急上昇で、ポチポチ連打だ。FDマウントにはパンケーキレンズが無いので、Carl Zeiss Tessar を手に入れた。Macro レンズは有名なTamron SP 90mmが良い。 あっという間に、AE-1+PやEFまでも手元に揃ってしまった。

おまけになぜか EOS のコンパクトデジタル一眼までもが間もなく到着予定だ・・。 ムダモノ買いの堰が決壊してしまった。 さてと、どこに収納する?


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