発見フィルム: その2 Agfa Optima Sensor
レンズは一応 f:2.8でまあまあの明るさで、可愛らしいサイズが気に入って何回か使ったのだが、絞りもシャッタースピードも撮影者は設定できない完全プログラム露出制御、加えて、焦点合わせはゾーンフォーカス式の完全スナップ撮影用カメラで、結局私の好みに合わなかったため、今はもう手放して手元にはない。
レンズの写りが良ければ先ほど上げた欠点に目をつぶって持っておいても良かったのだが、いかんせん小径レンズであり、写りはトイカメラのものだ。
シャッター音が「ジャッ」というこのカメラ独特のメカ音で、これは結構気に入っていたのだが、いかんせん写りが・・・ね。
だいぶコンパクト化に努力しているカメラなのだが、やはりコニカやヤシカの日本勢のゾーンフォーカス式コンパクトカメラに比べると後塵を拝しており、そのせいかはわからないが、Agfa は次第に市場から消えていったようだ。
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