旧いカメラだからこそ楽しい Home Photography(Nikon D70s + Speed light SB22s)

外出規制で散歩がてらの写真撮影もはばかられる今日この頃。

そんな時だから、最近は家の中での写真撮影が多い。
しかし問題点として、私の好きなフィルムカメラやCCDセンサーのデジタルカメラ達は暗いところが苦手だ。

Nikon D70s / AF Zoom-Nikkor 28-80mm f:3.3-5.6 G


解決方法としては

①フィルム、センサーの感度を上げる(ISO 800~)
②フィルム、センサー感度は上げずに、三脚に乗せてスローシャッターで撮影する
③フラッシュを使用して撮影する

の三通りが考えられる。


Nikon D70s / AF Zoom-Nikkor 28-80mm f:3.3-5.6 G
 
①の感度をISO 800に上げる事は可能だが、フィルムやCCDセンサーは高感度にあげると極端に画質が低下してしまう。もちろんここ数年内に製造されたSony製CMOSセンサーであればISO 800 や 1600 はどうって事無い感度であり、そういうカメラも持ってはいるが、それではスマホ撮影と大して変わらない行為なるので、選択肢とはならない。

②はカメラのシャッター振れは抑えられるが、自宅は撮影スタジオではないのでいちいち室内撮影に三脚を持ち出したり写真用照明装置を使うのは家族やアシュきちには受け入れられない。よってこれも選択肢とならない。

③、手軽なフィルム機、CCD機での室内撮影には結局この選択しか無い。カメラに内蔵されているお手軽ポップアップ式のフラッシュはバウンス撮影が出来ず、いかにも「ストロボを焚きました」という不自然な絵になってしまうので外付けのバウンス出来るフラッシュが必要だ。


Nikon D70s / AF Zoom-Nikkor 28-80mm f:3.3-5.6 G


目利き出来ればヤフオクやメルカリなどで、中華でない純正フラッシュ(いわゆるSpeed Light)も旧式であれば安く購入出来る。私はNikon SB22s を激安で入手した。
https://www.nikon-image.com/products/speedlight/lineup/sb-22s/

Nikon D70s / AF Zoom-Nikkor 28-80mm f:3.3-5.6 G


実際使用して気づいたが、SB22s は Nikon のTTL撮影機能には対応している(Nikon F5等のフィルム機) が Nikon のCCDデジカメ達はiTTLというTTLの発展版に進化しており、SB22s のTTL機能は利用出来なかった。

Nikon D70s / AF Zoom-Nikkor 28-80mm f:3.3-5.6 G


そういう事なので今回使用した Nikon D70s との組み合わせではSB22s自身の測光調光機能を利用した。 デジタルカメラなので撮影後にレタッチ出来ることを考えるとフラッシュの外部調光機能でも十分な感じだった。 TTL撮影機能はフィルム撮影するプロ達には必須だっただろうと思われるのでいずれ F5 + リバーサルフィルムで当時の実力を確認してみたい。

Nikon D70s / AF Zoom-Nikkor 28-80mm f:3.3-5.6 G

ひと手間、ふた手間を不便と考えるか、楽しみと考えるかで物事の捉え方は大きく変わる。
フラッシュが必須なD70s を「面白い!」と感じる私は幸せ者!

Nikon D70s / AF Zoom-Nikkor 28-80mm f:3.3-5.6 G
 

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