Schneider-Kreuznach Xenar 50mm f:2.8 x Foveon

Schneider-Kreuznach Xenar 50mm f:2.8。Kodak Retia 用のDeckel mount レンズだ。
前回のブログで記載した、同じく50mm のXenon f:1.9 に比べて最短焦点距離は0.9mと長くなるが(Xenon の後期型は最短撮影距離0.6m)、Xenonに比べると大幅にコンパクトなレンズだ。
フードはバヨネット式の専用のものしか装着出来ない。大変可愛らしいフードで、Kodakのロゴが泣かせる。



レンズ構成はXenonのDouble Gauss(4群6枚)に対してシンプルなTessor(3群4枚)タイプとなっている。


      Xenon                   Xenar


ピント面の描写はシャープで、Xenonに比べても遜色は感じられない。周辺部は若干描写にレンズ口径の違が出ているようで、Xenonの方が良いかも知れない。

SIGMA SD15 / Schneider Xenar 50mm f:2.8


いずれにせよ、SD15はfullframe用レンズイメージサークルの中心部分しか使っていないので、fullframe機で撮影すると更にはっきりと周辺減光などが差として観察できるかもしれない。

SIGMA SD15 / Schneider Xenar 50mm f:2.8


Xenonに見られたグルグルbokeh は今回、Xenar では見受けられなかった。
口径の違いか?

SIGMA SD15 / Schneider Xenar 50mm f:2.8

コメント