FUJIFILM S5 Pro で楽しむOld Nikkor (2)
暑い!! ミニチュア犬は焼けたアスファルトにお腹炙られるので日中散歩はもう限界超えだ。 FUJIFILM S5 Pro / Auto Nikkor-H 50mm f:2 雨も降っていないし、連日35℃越えでは暑すぎて蚊も見かけない。 FUJIFILM S5 Pro / Auto Nikkor-H 50mm f:2 ところで現在S5 Proで使用中の Auto Nikkor-H 50mm f:2、 ニッコール千夜一夜 によると昭和39年1月の発売みたいだから、東京オリンピック開催に焦点を合わせて作られた量産型標準レンズレンズという位置づけだったのだろう。 コストダウンがコンセプトの一つにあっただったろうから、構成はシンプルな4群6枚のシンメトリー構成で、典型的なダブルガウスタイプ。Nikkor-H の"H" はレンズ6枚を意味するラテン語 Hexa の略号。これがレンズ7枚だとSept となり、Nikkor-S 銘になる。 つまり、当時 Nikkorで写真撮影をするような人はレンズ銘でレンズ枚数が判断出来たという、大変マニアックな世界だ。 出典:ニッコール千夜一夜 絞り羽根はコスト優先のためかストレート形状の6枚構成なので、絞った時の光のbokeh形状は当然くっきり六角形。 また最短撮影距離は 0.6mで今となっては遠いが、当時まだ主流だったであろうレンジファインダー機だと0.9とか1.0mであっただろうから、十分魅力的だったと想像する。 FUJIFILM S5 Pro / Auto Nikkor-H 50mm f:2